尿・血液検査の読み方 |
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自宅検査キットのご紹介、尿・血液検査結果の数値の読み方、
またSI単位(mmol/lやumol/l)のmd/dlへの換算式についてご紹介します。
まず検査 |
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自宅でできる尿検査 |
IgA腎症が確定した人は、自宅で尿検査をすることによって腎臓の働き具合の目安を確認することができます。その場合チェックしたいのは尿蛋白と潜血です。※糖尿病から腎臓疾患にかかった人は、尿糖もチェックします。 尿蛋白、潜血、尿糖を調べてくれるキット テルモ ウリエースKC, 2835円 |
尿蛋白と腎機能悪化の関連性 new! |
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尿タンパクの試験紙の (++)は注意信号 -Drミッチィのがらくた箱より 1日尿タンパク量 腎不全になる割合 〜0.5g未満 0〜5 % 0.5g〜1.0g未満 10〜20 % 1.0g以上〜 80 % ↑尿タンパクをなぜおさえなければいけないのか、どれくらいの値を目安におさえたらいいのか分からない、曖昧であるという方は是非読んでみてください。 |
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各検査表用語と値の読み方 (アルファベット順) |
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Blo/U-OB(潜血反応) | 正常値-(マイナス) |
BUN(血清尿素窒素) | 正常値21.0 - 8.0mg/dl* 50mgを超えると腎不全。 |
CRNN/S-CR(血清クレアチニン) | 正常値1.0 - 0.5 mg/dl* 予後比較的不良郡は1.3≦1.5の持続** 予後不良郡は1.5<の持続* |
CCr(クレアチニンクリアランス) | 予後比較的不良郡は50≦X<80の持続** 予後不良郡は50>の持続 |
GLU(尿糖) | 正常値-(マイナス) |
PRO(尿たんぱく) | 予後比較的不良郡は0.5≦X<2.0の持続** 予後不良郡は2.0≦の持続 |
SG/Specific Gravity(比重) | 正常値≦1.030 「腎臓における尿の濃縮能の指標」**** |
UA(血清尿酸) | 正常値6.8 - 2.7mg/dl* 「腎障害がなくても、痛風・悪性腫瘍・白血病・肥満・アルコール摂取・サイアザイド系利用剤の内服で上昇する」*** |
アルブミン | 正常値55.5 - 71.0%** もしくは30mg/日以下***** 「尿中のたんぱく質のうち約40%はアルブミンと言われています」 |
SI単位(SI UNIT)をmg/dlに換算する方式 |
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★IgA腎症ブログ内の記事各検査結果の単位mg/dlとmmol/l、umol/lをご参照ください。 |
*聖路加国際病院の検査表をもとに作成
* *参照URL:http://www.jsn.or.jp/jsn_new/iryou/free/kousei/pdf/44_7.pdf
***参照URL:http://www.naoru.com/jinzou.htm
****参照URL:http://www.longtou.net/clinic/blood/4.htm
*****参照URL:http://www.jsn.or.jp/jsn_new/ippan/sassi/pages/osikko/10.html